声優デビューするために大切なオーディションとは

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声優とオーディションは切り離せない関係

声優オーディションの流れ

声優オーディションでは、実際の実力だけでなく経歴やアピールポイントなどを確認することが多くあります。一般的な声優オーディションでは、まず書類審査を行い、続いてボイスサンプル審査を実施することになるでしょう。書類審査の中では、履歴書など過去の経歴を確認するほか、その人の文章能力や語彙力を確認するために筆記試験を行うという場合もあります。言葉で表現する声優ならではの審査とも言えましょう。
書類審査やボイスサンプルに通過した後は、テープ審査や実技審査が行われます。審査する側が用意した原稿を読むものですが、個別に行われる場合と集団で行う場合があるのです。どちらも原稿を読むだけでなく、実際のシチュエーションでどのような対応をするかが求められます。
実技審査の後で直接面接を行うこともありますが、最終審査で面接を行う場合もあり、これを通過すると無事にオーディションを勝ち抜いたことになるのです。

オーディションに勝ち抜くと

一般的に声優オーディションでは、未経験者歓迎といった触れ込みを掲載していることが多いですが、未経験者で勝ち抜くのは確率としてかなり低いでしょう。これまで勝ち抜いている人を見ても、その多くが声優の専門学校を卒業している人だったり声優として本格的なレッスンを受けていたりする人です。そのためオーディションでの勝ち抜きを狙うなら、専門の知識を勉強するのが一番だといえます。
また、声優の配役ですが、多くの作品で登場する声優はオーディションによって決定しています。有名な声優となれば作品の方からオファーが来ることもありますが、大半の声優がオーディションを受けて配役を手にしているのです。つまりオーディションと声優は常に切っても切れない関係にあるということがわかります。声優としてデビューした後、芸能事務所などに所属して次のオーディションを待つこととなるのです。